
こんにちは。キャリアカウンセラーのかとうじゅんこです。
あなたは今、悩んでいらっしゃると思います。
だからこそ、このブログ記事を読んでくださっているのだと思います。
私たちは、人生の様々な場面で悩みに直面します。
それは、仕事での人間関係、将来への漠然とした不安、
あるいは些細な選択の迷いなど、多岐にわたります。
なぜ、私たちはこのように人生の中で何度も何度も悩み続けるのでしょうか。
悩むのはどのようなときでしょうか。
自分で自分のことをわかっていないとき
一つとして、私たちが「自分で自分のことをわかっていない」ことが挙げられます。
私たちは、自分自身をよく理解できていると思いがちですが、
実際には、気づいていない自身の強みや弱み、価値観、そして潜在的な望みを抱えています。
例えば、ある方が
「あれも大変で、これも辛くて、どんでもなく苦しい目に遭っている。
ここから抜け出したい。どうしたらいいですか」
と悩んでいるとします。
(こういったお悩み、不安も大歓迎です)
このとき、このかたは
「ここから抜け出したい」「どうしたらいいか」という
「解決策」を求めているようにも見えますが、たいていはそうではありません。
ご自分でも、何をどうしたいのかという、「何」の部分も
「どうしたいか」という方向性も未検討な場合がほとんどです。
ここから抜け出したい、という「ここ」も決まっていないことがほとんどです。
「自分自身」がよくわからなくなっているのです。
どうしたらいいですか、と他者に問わねばならないほどの
その辛さや、苦しさといった自分の「感情」さえも
分かりません、ということがあるのです。
どうしたらいいかという方法等を考えていくには、
その前に自分が「何」をどうしていきたいと考えているのか?
というところも、整理していく必要があるのですが、
おひとりでは難しいというときがあります。
自分自身のことは自分ではなかなか分からないものです。
私たちは自分を知る時、他者を通じて自分を知ることがあります。
ひとり悶々と悩み続けるのには、
自分自身をよく知らない、ということがあるのです。
「ない」にのみ着目している
私はカウンセラーとして、
悩んでいる人の言葉をたくさん見聞きしています。
悩んでいる人はたいてい、「ない」にのみ着目しています。
悩むときとは言い換えると
「ない」にのみ着目しているときなのです。
・できない
・わからない
・頑張れない
・いない
・休めない
・許せない
・逃げられない
・叶えられない
・理解されない
・答えられない
・働けない
・動けない
・作れない
・足りない
・出ない
・持てない
・戻れない
・任せられない
・取り組めない
・意味がない
・価値がない
・うまくいかない
・何もない
などなど
たくさんの「ない」があるのです。
ない、というときはとても辛いときです。
その辛さをご一緒に考えていくのがカウンセラーなのですが、
どこかの時点で、
「では一体、なんだったら『ある』のか」にも目を向けていく必要があります。
なぜなら、「ない」ものは活用のしようがないからです。
あるものなら、活用できます。
ないものに着目していも、何も始まってはいかないのです。
世間で「あるものに目を向けよう」ですとか
「できたことに目を向けよう」というのは、
このことなのです。
(過去のブログ「あるものに目を向ける、の意味がわからないあなたへ」もどうぞ)
あるものに目を向け始められるまで、
ご一緒に考えてまいります。
変化が激しい
悩みが生まれる背景には、私たちの「変化への適応」ということも深く関わっています。
人生は常に変化の連続です。
社会状況、技術の進歩、そして私たち自身の成長や加齢によって、状況は刻々と移り変わります。
変化が激しいとき、悩みもそれに伴って増えることが考えられるのです。
こうした変化に対して、私たちは無意識のうちに「以前の自分」や「理想の自分」とのギャップを感じ、
それが悩みとなって現れることがあります。
例えば、長年慣れ親しんだ職場で、新しいシステムが導入されたとき、
戸惑いや不安を感じるのは無理ないことかもしれません。
変化に適応しようとする過程で生じる、健全な反応とも言えます。
しかし、その適応がうまくいかないと感じるとき、私たちは悩みを抱え込んでしまうときがあるのです。
このようなとき、
変化をどうとらえるか。
肯定的に捉え直したり、
適応できるまで辛抱強くかつ心身を壊さないよう
積極的にケアできることが、
悩みの克服への
重要なポイントになるかもしれません。
他者との比較
また、「他者との比較」も悩みのきっかけになったりします。
特にSNSなどの普及により、
私たちは他者の成功や幸福な姿を容易にそして頻繁に目にするようになりました。
そして、無意識のうちに自分と他者を比較し、
「自分はすごく劣っているのではないか」
「どうして自分だけがこうなれないのだろう」といった否定的な考えに囚われてしまうことがあります。
そして、ここで気がつくべきは
他者の表面的な姿だけを見ていては、その裏にある努力や葛藤を知ることはできないということです。
(過去のブログ「自己肯定感とは何か―簡単に上がったり下がったりするものとは―」も良かったらどうぞ)
悩むことは悪いことではない
大切なのは、悩みを「悪いもの」と決めつけずその背景にあるご自身の内面や状況を丁寧に理解しようとすることです。
悩みを抱え続けることは、決して悪いことではありません。
むしろ、それは私たちがより良く生きたい、変容したいと願っている証拠でもあります。
大切なのは、その悩みにどう向き合い、どう乗り越えていくかです。
(過去のブログ「悩むこと、後悔することって、時間の無駄?いいえ、それは「あなた」にしかできないこと。」もどうぞ)
苦しいときこそ、
お気持ちをありのままに見つめてみてください。
もし必要であれば信頼できる人に相談したり専門家のサポートを求めたりすることも、
悩みを乗り越えるための有効な手段です。
カウンセリングの場では、悩みについてご一緒に見つめてまいります。
そして、具体的な一歩を踏み出すためのサポートをさせていただいております。
私たちは、一人ひとりが異なる個性と経験を持っています。
だからこそ、悩みもまた、一人ひとり異なります。
ご自身のペースで、
ご自身の内なる声に耳を傾けながら、
一歩ずつ前へ進んでいくことが大切です。
悩みは、あなたという人間をより豊かに、より強くしなやかにしていくための貴重な経験となるはずです。
もし今、あなたが悩みを抱えていらっしゃるのであれば、それは決して一人ではありません。
その悩みは、あなたがさらに輝くための「きっかけ」となる可能性を秘めているのです。
焦らず、あなたのペースで、一歩ずつ共に歩んでいきましょう。