「人にどう思われるか」が気になるときの処方箋

こんにちは。キャリアカウンセラーのかとうじゅんこです。

私たちはときに人にどう思われるかが気になることがあります。

あの人にどう思われているだろう、
うまく見せられただろうか、
変なふうに思われていないだろうか……。

そんなことを考えて、

言いたいことを飲み込んだり、
やりたいことを後回しにしたり。

誰かの視線を意識するのは、社会の中で生きるうえで自然なことです。
そして、それが自分らしく動けなくなるほど強くなると、
あなたの人生の舵が他人の手に渡ってしまいます。

今日は、「人にどう思われるか」が気になって動けなくなってしまうあなたにこそ
お読みいただきたいと思います。


それでは、まいりましょう!

目次

誰かを気にしているとき、判断は他人の中にある

誰かの反応を基準に行動していると、
本当の意味での「自分の判断」ができなくなっていきます。

「こうしたら嫌われるかも」
「こんなことを言ったら変だと思われるかも」

そういった予測を積み重ねて取る選択では
行動は安全策ばかりになってしまうことがあります。


安全であることは決して悪いことではありません。
安全は大切です。

そしてその安全策であなたがご自分の人生に納得がいくのなら、
まったく問題ありません。

その安全策が、あなた自身を守るためというより、
他人を安心させるための行動になっているとしたら要注意です。

そんなときはたいてい、
「自分がどうありたいか」が置き去りになっているものです。

もし今、周りの誰かの目ばかりを気にして判断しているのだとしたら、
一度立ち止まってみてください。

(過去のブログ「周りが気になるとき、私たちに起こっていること」も良かったらどうぞ

あなたの人生は誰のものだろうか

誰かの目が気になるとき、私たちは無意識のうちに
「評価の世界」で生きています。


褒められたい、認められたい、間違いをしたくない。


もちろん肯定的な評価は大事です。
褒められたい、認められたい、正しくありたいというのも
もっともなことです。

そして、人が生きるうえで最終的に大切なのは、
評価よりも意味だと、私は思います。

どんな行動も、そこに「自分なりの意味」があれば、
他人の反応に揺さぶられにくくなります。


もしあなたが
他人の評価、他人の目、他人の考えばかりに振り回されるように感じるなら
一度ご自分に問うてみてください。

私の人生は誰のものだろうか、と。

選択の場面でも同様

人生にはさまざまな選択のときがあります。

進学先の選択、就職先の選択といったキャリアの選択でも同じです。

挑戦の決断を、人の評価ではなく、
「自分にとっての意味」で選ぶことで、納得のいく時間を過ごすことが可能になります。

ほんの少しだけ視点を変えてみる

もし今、「人の目が気になって苦しい」と感じているなら、
それは、あなたが周囲に誠実でありたいという思いからかもしれません。
まじめで、丁寧で、優しい人ほど、その傾向があるように思います。

ご自分を責めないでください。
人を思いやる気持ちは、そのままで大丈夫です。
そのうえで、ほんの少しだけ視点を変えてみることはできますでしょうか。

「私は今、誰のためにこれを選ぼうとしているのだろう」
そう問いかけてみてください。
その答えの中に、あなたが本当に大切にしたいものがあります。

もし、自分の中で整理しきれない気持ちがあるなら、
どうかおひとりで抱えずにご相談ください。

あなたとみち応援室では、
ご自身の考えや選択を整理するお手伝いをしています。

お気軽にご相談ください。

営業時間

9:00~17:00

不定休

かとうじゅんこ
キャリアカウンセラー
ブログを書いているのはこの人

あなたとみち応援室代表

あなたが【自分に気づき 自分になり 自分であり続けることを支援】するためにカウンセリング、キャリアコンサルティング、コーチングサービスを提供しております。

【保有する資格】
・産業カウンセラー
(一般社団法人日本産業カウンセラー協会)
・チャイルドカウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)
・家族療法カウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)

・国家資格キャリアコンサルタント

・NLPプロフェッショナルコーチ
(米国NLP&コーチング研究所認定、日本NLP協会認定)

資格取得後においてもさらなる能力向上に日々励んでおります。
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