
こんにちは。キャリアカウンセラーのかとうじゅんこです。
「自己肯定感」
この言葉を聞いて、あなたはどんなことを感じますか。
✅自己肯定感が低い・高い
✅自己肯定感がない
✅自己肯定感を感じられない
今回は
「わたしは自己肯定感が低い」
「自己肯定感がない」
「自己肯定感が感じられない」
「自己肯定感を下げてくる人がいる」
「自己肯定感を高めたい」
というあなたにだけ、読んでいただきたいと思います。
こんな人におすすめです
「自己肯定感が低い」
「自己肯定感がない」
「自己肯定感が感じられない」
「自己肯定感を下げてくる人がいる」
「自己肯定感を高めたい」
自己肯定感という甘い罠―存在の肯定は真理-
先に結論をお伝えしますね。
本来、人はすべて肯定される存在です。
存在の肯定は真理です。
あなたはすでに肯定された存在です。
そして「自己肯定感」は甘い罠です。
ですから自己肯定感について悩む必要はまったくありません。
あなたはただ、「自己は肯定される」と気づき「自分を肯定する力」を思い出すだけでいいのです。
そのとおりだ…と納得されたかた。
きっといきいきと活躍されているのでしょう。
なぜ、「自己肯定感」で悩むのか
先ほどお伝えした真理では納得いかないというかたは、どうぞこの先もお付き合いくださいね。
なぜ私たちは「自己肯定感」でこんなにも悩むのでしょうか。
このことで悩むとき、たいていは何かがうまくいっていない状態です。
例えば日常で仕事、勉強、スポーツ、恋愛、人間関係、部活動など。
うまくいかないときってありますね。
こういうとき
「自己肯定感」なんてものを考え始めると、
確実に負のループにはまり、もっと悩みます。
最初の悩みを「自己肯定感が低いからいけないんだ」と自己肯定感のせいにし、
今度は自己肯定感が低い理由を探し始めます。
すると
「自己肯定感を下げてくる奴にはこう対処しろ」とか
「自己肯定感が低いのは親のせいだ」
「自己肯定感が低いのは、ブラック気味な会社(社会)のせいだ」となっていきます。

自己肯定感が低いのが他人のせいだと言っている間、
いっとき自分の心は慰められます。
それも時には必要なことかもしれません。
自己肯定感を下げてくる奴が悪いと思っている間は
これ以上傷つかなくて済み、変わらなくて済むからです。
変わらなくていいことがラクになり「自己肯定感」という甘い罠にはまって、
ずっとずっと他者を恨み続けるほうがいい、
という恐ろしい状況にもなりえます。
仕事、勉強、スポーツ、恋愛、部活、その他諸々が何らかの理由でうまくいかないなら、
その対処に労力を使えばいいのです。
そもそもご自分が肯定された存在であることを忘れて
「自己肯定感」という甘い罠にはまるから
もともとの悩みに対する工夫が進まず、ずっと悩み続けるのです。
そして大丈夫。
今あなたは知りました。自己は肯定された存在だと。
自己肯定感なんていって、わざわざ考えなくていいと。
考える必要はない、と。
そうは言っても…どうすれば?
知っただけでは納得できない。
それはそのとおりです。
存在の肯定は真理って言っても…というあなた。
この先もご一緒に考えて参りましょう。
真理なので、これを説明するのはなかなか難しいものです。
そして「うまくバランスがとれている二輪の自転車は適切にこいでいるうちは倒れることなく進み続ける」みたいなもので、
一度、心の底から気づきさえすれば
もうこの真理があなたの側を離れることはないでしょう。
気づくまでには、本気でご自分に問い、何度も考え、考え抜く必要があります。
そのプロセス経れば、
心の底から自己を肯定する力、
自己は肯定された存在であることに気づく瞬間に出会える可能性はぐっと高まります。
このプロセスが辛い、一人では無理ということでしたら、一度ご相談ください。
「自己肯定感が低くて…」というお悩みからご一緒に始めていきましょう。
もっと手軽に考える
考え抜く…?
辛そう。
そう思うあなた、続きも参りましょう。
そもそも自己肯定感とはなんでしょうか。
日常よく使われる言葉でありながら
その定義は研究分野でも統一されておらず、
幅広い意味合いでそれぞれが使っています。
統一されていないので、
悩んでいる人たちが日常でこの言葉を連発するとき、
その中には次のような意味を含んでいます。
日常で使うとき、こんな意味を含んで使っている…?
・自己効力感(自分ならきっとできるという感じ)
・自己有用感(他者からよい評価を受けて、自分はできると感じる)
・優越感(他者より優れている感じ)
「できる」とか「よい、優れている」ということが共通していますね。
一方で「自己肯定」とは、あっさりとした言葉で言えば「自分はありのままでいていい」ということです。
自己肯定とは
・自分はありのままでいていい
自己肯定感とは
「自分はありのままでいていいのだ、と自分で認められる」
「自己肯定感」とは「自分はありのままでいいのだ、と自分で認める」ということですね。
さて、これが自己肯定感だというなら、「できる」「優れている」は必要でしょうか。
ありのまま、ですよ。
「自分は(できようができまいが優れていようが優れていまいが)ありのままでいいのだ」
ということになりますよね。
つまり
自己肯定について考えるとき、「できる」「よい、優れている」という概念は不要だということが
簡単にお分かりいただけると思います。
どうしても肯定できないときは…
次回も「自己肯定感」について
ご一緒に考えてまりたいと思います。
もし、自己肯定感が低くて辛い、
どうしても自分を肯定できないというときは、あなたとみち応援室にお気軽にご相談ください。
ご一緒に考えてまいりましょう。