人の気持ちを察してしまうあなたへ(1)

こんにちは。キャリアカウンセラーのかとうじゅんこです。

人の気持ちを察してしまい辛い……。
というかたは多いと思います。

目の前でイライラ、ムカムカ。
怒鳴り声。

人差し指で机を何度もノックする。
ボールペンでバシバシと書類を叩く。

壊れんばかりの勢いで、
パソコンのキーボードを打つ。


(特にエンターキー。壊れますって…… (;’∀’) )

考えるだけで嫌な気分になるかたも多いですよね。
(ごめんなさい (>_<) )


こういうとき、私たちはどうしたらいいのでしょうか。

目次

こういうときは……まず

こういうときはまず、
その場、その人から離れて、
一息つきましょう。


他人の感情を変えることはできませんし、
他人の感情はあなたの責任ではありません。
他人の感情は他人のものです。

混同してはうまくありません。

至極当然のことなのですけれども、
私たちはそこを
ごちゃ混ぜにしてしまうことがあります。

特にお優しい人は、
お相手の感情の煽りをもろにくらいがちで、

とくにお相手との関係が深い時(親兄弟、恋人、友達)などは
お相手をどうにかして差し上げたいと思いも湧いてきます。


そして、残念ながらどうにもなりません。


他人のものは他人のもの。
私のものではありません。



「他人のものは私のもの」ではありませんものね。
(「他人のものは私のもの」どこかで聞いた有名なセリフによく似ていますね……)

境界線を意識しましょう。

他人の感情を察して、「辛い」というあなたへ

また、

自分と関わる人が
特段のイライラや怒りを見せなくても
感情を察してしまう、という人もおられます。

さらに、
感情を察して自分自身が「辛い」
ということがあります。

(もちろん、私にもありました)

さて、ここからが本題です。


他人の感情を察して辛いとき。


それは本当に正確なことなのかどうか、
必要なことなのかどうか、
改めて考えてみてください。


実は私たちは
誰かや何かの中に、
いつも「自分」を見ています。

目に見えているもの、感じているものは、
そのご本人の中にあるものが投影されたに過ぎない、
という場面は多くあります。

例えば、目の前の誰かが(実際に責めてはいないのに)、自分を責めていると感じてしまう時。

自分で自分を責めていることが、
ままあります。


本当のところ、
相手が何をどう思っているか正確に知るには、
よくよく話してみなければわかりません。

誰かの気持ちを
自分のことのように感じられる(共感のこと。同情や同調、同感とは異なる)というのは、
健全な多くの人が持つ素晴らしい能力です。

それは大事にするべき力です。

そして、今、ご自分がしているのは、共感か。
それとも自分の中にあるものを外の世界、
外の人に投影しているのか。

立ち止まって、ご自分を深く探ってみてください。
相手の感情を感じるより先に、
ご自分のことを深く探究し、理解してみてください。

そんなあなたに起こる「反対の現象」

そして、
もし仮に、それが深い共感であって、
誰かの気持ちが手に取るように分かってしまう自分が「辛い」というなら、

その反対の現象も、確実に起こり得ます。

反対とは何か。

長くなりましたので、続きはまた次回。

営業時間

9:00~17:00

不定休

かとうじゅんこ
キャリアカウンセラー
ブログを書いているのはこの人

あなたとみち応援室代表

あなたが【自分に気づき 自分になり 自分であり続けることを支援】するためにカウンセリング、キャリアコンサルティング、コーチングサービスを提供しております。

【保有する資格】
・産業カウンセラー
(一般社団法人日本産業カウンセラー協会)
・チャイルドカウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)
・家族療法カウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)

・国家資格キャリアコンサルタント

・NLPプロフェッショナルコーチ
(米国NLP&コーチング研究所認定、日本NLP協会認定)

資格取得後においてもさらなる能力向上に日々励んでおります。
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