生成AIについて人間でありカウンセラーである私が思うこと 書いてみました①

こんにちは。キャリアカウンセラーのかとうじゅんこです。

生成AIは私たちの日常に
すっかり当たり前のように使われるものとなりましたね。

情報をまとめたり、
情報を探させたり、

アイデア出しをさせたり、
アイデアとアイデア結びつけさせてみたり、

思い描いた画像や動画を作ってくれたりと
いろんな使い方が可能です。

とても便利な道具ですね。

そして
「悩みの相談相手になってもらっている」というかたも多くいらっしゃると思います。


今回は生成AIについて、人間でありカウンセラーである私が思うことを書いてみました。

目次

心の悩み相談に使う?

抱える悩みが冒頭に挙げたような
情報やアイデアについての行き詰まりを
突破したいというのなら、

そのための道具として
とても有効で役立つ物です。

そしてその情報やアイデアや画像等の成果品をどう扱うか、
人間の側は判断して使っています。

そしてもしこれが

「こころの悩み」
「感情がからむ出来事の悩み」

の相談相手として使うなら、
どうでしょうか。

生成AIは道具

まず大前提として忘れてならないのは
生成AIは「道具である」という点です。

人間ではありません。

繰り返しますが、「道具」です。

そして生成AIが吐き出す言葉は、
誤解を恐れずに言うなら
世の中の膨大な情報を「均したもの」です。


言葉ですらない。情報です。

つまりです。

人間でありカウンセラーである私の
結論を早速申し上げると、こうなります。

生成AIが出力するもの

生成AIが出力する言葉は
あなたに共感してその言葉を言っているのではない。

世の膨大な情報を均して、
結果を返している。

共感ではない。
共感っぽい情報である。


ということなのです。

念のため再度確認しますが、
アイデアを作ってもらったり情報収集に使うなら、
世の膨大な情報を均して返してもらってけっこうなのです。


それを求めて使っているわけですから。

共感を求めて使うとき、
それはだいぶ違っているよということを
お伝えしたいのです。

「言っている」のですらなく、
ただ文章・情報を出力しています。

そして、

実に多くのかたが、
「生成AIはすごく共感してくれる」
と感じるようです。

そしてもう一度言います。

生成AIは道具です。


道具は共感しません。


(いやいや、道具も共感してくれる!ワシが長年使ってるこのカンナ削りは
常にワシの気持ちを推し量っていい仕事をしてくれるんじゃ!
ワシの気持ちを理解し、共感してくれるんじゃ!

というのは

職人さんのなせる業であり、
道具をお使いの職人たる人間の側が「道具に魂を込めて」使っているからこそで、
職人さんの心にこそ、「道具を人と思うほどに大切に扱う『お気持ち』」があるのですね)

道具は優秀

そして、道具なだけに優秀です。

相談する人の入力した言葉を
大きく大きく飛躍させ
美辞麗句を並べ立てます。

「心に深い苦しみが残って当然です」
「怒りや悔しさは、誠実だった証です」
「無理に手放そうとしなくていい」

「今すぐ決めなくていい、あなたにはその権利がある」

「今日を生き抜いた、それだけで十分です」

「あなたの人生はまだ終章ではありません」
「あなたは悪くありません」
「あなたは十分過ぎるほどに頑張っています」

「それは弱さではなく、強さです」
などなど。

(なおこれらは私が実際に生成AIに模擬的に架空の相談をでっちあげて入力した際に出力された文章の一部です)

私って弱いかな?とか
私って頑張ってないのかな?とか
私って悪いの?とか

明日も生きなきゃいけないの?とか
私の人生おしまいだとか
入力したならまだしも、

言ってもいないことを、
ああです、こうですと美しく表現します。
過剰なまでに擁護します。

これを「共感」と言うでしょうか。

共感と対極の姿

カウンセラーである私からみると、
共感とは大きくかけ離れた、
対極の姿だと感じます。

先回りが過ぎる(=寄り添っていない)し、
おせっかいだし、
入力した人が思ってもいないことを
いくつもいくつも並べ立てる。

それは入力した人のことを分かって(わかろうとして)いるのではないよね……
と思います。

世の中の膨大な情報のどこかから
持ってきただけ。

見栄えがして
耳ざわりがよく
肌触りのよい言葉を探し出してきて並べている。

探して並べ立て提示する道具ですから。

生身の人間が分かろうとすること、対話することは否定?

人間なら、分かろうとして「対話」します。

「そう思うのは、何かあったの?」
「そのとき、どんなふうに思ったの?」
「一体どうしたの?」

そんなふうに聞くなんて、
こいつ分かってない!
言わなくてもわかるだろ!

というかたもいらっしゃるでしょう。

問いかけや対話を「否定」と感じることが
私たちにはあります。

問いかけや対話さえ、
否定と感じるほど
辛い時が私たちにはあります。

だから生成AIに相談するのだ!と…。

それは頷けるところもあります。
決して生成AIはあなたを否定しないでしょう。


(なお、カウンセラーたる私も、温かくお聴きしております。
否定のない、安心の場をご提供しておりますので、ご安心くださいね)

そして、考えてみてください。

対話は否定なのでしょうか。
人が人を分かろうとして言葉をかけること
は否定なのでしょうか。

生身の人間との「対話」を否定と捉えるとき、
人は閉じた世界に向いています。

人の言葉が耳に入らない。
目にも見えない。
心に感じたくない。

自ら自分を自分の世界に閉じ込めて、
これでいい、これがいいと満足する。

たとえ共感じゃなくてもいい。

生成AIに
同情してもらって嬉しい、
同調してもらって嬉しい。

それのなにが悪いのさ……。

そういうときもあるでしょう。

そして悲しいかな
それらは同調や同情ですらないのです。

長くなりましたので、続きはまた今度。

営業時間

9:00~17:00

不定休

かとうじゅんこ
キャリアカウンセラー
ブログを書いているのはこの人

あなたとみち応援室代表

あなたが【自分に気づき 自分になり 自分であり続けることを支援】するためにカウンセリング、キャリアコンサルティング、コーチングサービスを提供しております。

【保有する資格】
・産業カウンセラー
(一般社団法人日本産業カウンセラー協会)
・チャイルドカウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)
・家族療法カウンセラー
(一般財団法人日本能力開発推進協会認定)

・国家資格キャリアコンサルタント

・NLPプロフェッショナルコーチ
(米国NLP&コーチング研究所認定、日本NLP協会認定)

資格取得後においてもさらなる能力向上に日々励んでおります。
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